#102 型ではなく理念・理論・想いを取り入れよう
教育界には様々な手法や授業形態があります。
しかし、その手法や授業形態の型だけを取り入れているようなケースが多いように思います。
例えば話し合いというと2人組で話し合いをすればいい,
グループ活動を取り入れたらいいといった「型」を求める傾向がある。
ある授業形態の型だけを真似して、
「コの字形の机配置」
「男女混合で4人グループを編成する」
「話し合いを児童に任せる」
という型を取り入れるだけになってしまっている授業に出会ったことがあります。
その結果,
知識を伝達するだけの場になってしまったり,
わからないことがわからないままで終わってしまったり、
深めることができずに終わってしまったりすることがあります。
そうならないためにはその授業形態の
理念・理論・想いを自分なりに解釈しないといけません。
この時、自分の都合のいいように解釈してはいけません。
新たな言葉や授業形態が出てくると「型」だけをとりいれようとする風潮があるように思いますが,
大切なことは
忘れてはいけないのはあくまで「型」は手段であり,目的ではない
ということだと思うんです。