樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#187 附属にいって初めて書いた指導案

今から、7年前。

大阪の附属に異動しました。

数学会という研究会があり、そこで授業を公開することになりました。

今と比べて、

知識も力もないのに天狗状態だったボウズでした。

いや、まだ時々ボウズにしてたぐらいです。

必死になって指導案を書きました。

職場の先生方にその指導案を見られるのが嫌で、

できても内緒にしておき、その研究会当日に職員室の机上に

指導案を置いて、出かけました。

次の日、学校に行くと

朱がたくさん入った指導案が自分の机の上にありました。

たくさんのご指摘がありました。

実際の授業は、うまくいきませんでした。

そのうまくいかなった部分が指導案上に書かれていたのです。

とても驚きました。

先生方、すごいという思いと同時に

事前に見ていただいたらよかったと思いました。

今、この指導案は額に入れ、僕の部屋に飾っています。

僕の宝物です。

これを見ると初心の心を思い出させてくれます。

その授業を、7年ぶりに公立小学校ですることを決めました。

指導案の内容、全然違います笑

成長がよく分かります笑