樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#221 板書の基本①〜授業冒頭場面〜

以前、フォレスタネットで連載していた板書のことを

少し書き直してみました。

書き直しというよりアップデートかな。

 

最初に各教科で次のようなことを書いてからスタートするようにしています。

それはねらいを持ってしているからです。

例えば算数だと、

「そういえば、今日の学習、12回目の時と似ていたよね」

と過去の学習を振り返る時に便利だからです。

 

国語科・・・旧月と日にちを書きます。

1月睦月(むつき) 2月如月(きさらぎ) 3月弥生(やよい) 

4月卯月(うづき) 5月皐月(さつき) 6月水無月(みなづき) 

7月文月(ふみづき、ふづき) 8月葉月(はづき) 9月長月(ながつき)

10月神無月(かんなづき) 11月霜月(しもつき) 12月師走(しわす)

 

算数科・・・日付とナンバーを書きます

 

社会科・・・日付とナンバーに加え、各学年で次のようなことを書きます。

6年・・・黒板の端に今学習している時代

5年・・・水産業、工業などを

4年・・・◯◯地方と何県

3年・・・学校のある都道府県にある市町村

 

理科・・・日付とナンバーに加え、天気記号や気温を書いておく

これらを書くには、3つの理由があります。

① 休み時間モードからから授業モードに切り替えるために

② ナンバーをつけていると振り返りしやすくなるために

③ 理科や社会では知識を普段から身につけさせるために

 

書くと決めたらこのルールで1年間書き続けます。

ダメなのは書いたり、書かなかったりすることです。