樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#267 6年道徳「手品師」②

価値について

 

 本主題の「誠実さ」とは、生きていく上で欠かせないことである。自分自身や他人に対しても嘘や偽りがなく、自分の良心に従い真心をもって行動しようとする態度のことである。しかし、自分の良心に従い真心をもって行動しようとすると、自分の心の弱さから時には葛藤を抱えることにもなる。そのような葛藤は、自分自身を見つめ返す機会となり、他者や集団の中で明るく楽しい生活を送るにはどうしたらいいのかと考えることになり、心の安定や明るさを生み出したり、自己を向上させたりすることにつながるのである。この誠実な生き方は、相手のことを思いやり進んで親切にすることは,より良い集団・社会作りに欠かせないことである。つまり、社会全体の安定や明るさを生み出すことになる。