樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#305 附属PRIDE①

だいぶ前になりますが、

ある方が「附属PRIDE」という言葉でFacebookに投稿されていました。

みなさんはPRIDEはありますか?

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20代の頃の僕は、PRIDEばかりが高く、傲慢で、偉そうな指導や態度をとっていました。

しかし、附属にいって様々な経験をして、

PRIDEなんかどうでもいいやと思うようになりました。

しかし、この「附属PRIDE」だけは附属にいる以上持ち続けていました。

いや、附属にいる以上、このPRIDEは持ち続けないといけないと思ってます。

附属PRIDEとは、公立小の先生に偉そうにするというわけではありません。

そんなPRIDEであれば、最低です。

的確には表現できませんが、

例えば

授業を公開するときに

誰よりもその場ではその学習内容について知っておくということ

ぼくが考える「附属PRIDE」の1つです。

実際には、その会場に自分より知識がある方もいることでしょう。

そんなことはわかっています。

でも、その方に少しでも近づけるように学び続ける、考え続けるしかありません。


また以前にある尊敬する附属の先輩に、

「参会者に学ばせてもらうとか言うな」
「みんながあなたの授業から学ぼうと思って、お金を払ってきている。その自覚を持て」

と言われたことがあります。

確かに、ある協議会で

「なんだこの授業は!金を返せ!時間を返せ!」

と言われている方、数人を見かけたことはあります。

だから「学ばせてもらう」ということは言わないように気をつけています。

しかし、実際は参会者からのご意見で学ばせてもらっていることはもちろんあります。

附属だからといって、完璧な先生でもありません。

ややこしいですね。

拗らせていると思うかもしれません。

でも、いい授業ができるために、日々もがき続けているのです。

少しでもいい授業ができるために。

これからももがき続けます。

そして、学び続けます。

そんなことを思った新年3日目でした。