樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#389 戦略的指導法0章4「そもそも戦略って、なに?②」

(昨日の続き)

 1年後の具体的な子供の姿が決定したなら、

いよいよその目標を達成するためにどのようなことを行なっていくかです。そのために「長期的視野」です。

 「長期的視野」とは出来事や学習内容によっては、

1年間という視野学期ごとの視野1ヶ月間という視野1週間という視野

などといった期間で計画的に考えていきましょう。つまり、

出来事や学習内容によって、「長期的」という解釈を変えることが大切です

 目指している学級像や授業像を達成できない2つ目の理由が、

どうしても我々教師は、

短い期間で目標を達成しようとしてしまいがち、結果を求めてしまいがち

という理由です。

もちろんいじめなどの案件は短い期間で行かないといけません。

 短い期間で達成しようとするあまり、

教師と子供の思いがズレてしまい、信頼関係が築けなく

授業や学級経営がうまくいかないというケースがあります。

 日々忙しいです。

様々なことが自転車操業になってしまいがちです。が、見通しもなく

取り組んでいては、行きあったりばったりになってしまい、ダメです。

行き当たりばったりでは絶対うまくはいきません。

子供との関係も自転車操業になってしまいます。

 だから、4月には、1年間の授業計画や行事計画を見て、この時期にはこんな学習や行事をするんだという、1年間の見通しを持つことが大切です。

そのためには、、全体を見ながら設計していくということが必要となってきます。