樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#487 戦略的指導法2章⑥「ホワイトボード」

電話がかかってきました。

相手先からは様々な話をされています。

そんなとき、思わず近くにある紙にメモをする。

そんな経験はありませんか。

このホワイトボードに書くという戦略は、上の経験と同じねらいを持っています。

それは自分の考えを可視化しているのです。

グループの活動のときに使うときには、

友だちの考えを理解しやすい

という効果が付け加わります。

言葉で言われているよりも、文字や式や図の方がはるかに相手に伝わりやすいです。

自分の考えをホワイトボードに書きながら、友だちに説明する。何もなく説明をするより、理解しやすいと思いませんか。考えが書かれたホワイトボードをそのまま黒板に貼ってもいいことでしょう。

100均でホワイトボードを揃えることができます。

自分たちで作ることもできます。白い紙を用意し、ラミネートをし、磁石を取り付ければ出来上がりです。ホワイトボードは、机の裏に貼り付けておきます。そうすること、いつでも使うことができます。

子どもたちが使いたいときに使用するという、主体的・対話的で深い学びを促すアイテムとなるのです。

そのために最初はホワイトボードを使うことを促したり、子どもが自ら使いたい!と言ったときには褒めたりしましょう。