樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#492 戦略的指導法2章11「問題は先生より早く書かせよう②」

スタート地点は揃えたいものです。

スタートがバラバラでは、差は広がっていく一方です。

問題文を早く書けた子には、問題を音読させておきます。

よく(子どもが)ノートを書くことができない

という悩みを聞くことがあります・

原因の1つは、ノートを書くという経験が足りていないからです。

むやみにワークシートを使っていませんか?

私の提案は、

ノートは1年生の1学期から書かせましょう。

どんどん使用させるのです。

1年生の子は6年生の子よりもノートを書くことに抵抗がありません。

1年生を担任しているとき、

1学期は問題文を書くだけで20分かかりました。

授業の半分の時間が過ぎています。

わかっていたとはいえ、驚きました……笑

それでも、何ヶ月後には早く書けるようになるんだ

と長期的な視野で、取り組みました。

子どもたちは2年生になる頃には、すらすらと書けるようになりました。

やはり経験は大事です!

経験をさせていないから書けないのです。