樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#502 ○○ってないといけないの?②〜終わりの会〜

 ○○ってないといけないの?シリーズ第2回目は、「終わりの会」についてである。

T「今日の1日をふりかえりましょう。発表できる人」

C「はい!○○くんにたたかれました。」

T「○○くん、どうしてたたいたの!」

(5分後)

T「他に発表できる人」

C「はい!△△さんにいやなことをされました。何度注意しても〜」

C「それなら、男子だって〜」

T「静かにしなさい!」

こんな終わりの会、最悪ですね。へたしたら帰りの会と言う名の男子の吊し上げ会では?(私は吊るし上げられた経験が何度も…)このため終わる時間が遅くなったり、学校生活の最後に嫌な思いをして、家に帰っていく・・・。何のために終わりの会をするのでしょうか。「終わりの会」と検索すると・・・。(1度検索していてください。面白いですよ)

 なぜ「終わりの会」をするのか。1日をふりかえり、明日への学校生活の目標をたてたり、学級生活に夢や希望をもたせたり、仲間に感謝する場でありたいものです。そして気持ちよく終わることが大前提。

「言葉のシャワー」は気持ちよく終われるすごい実践だと思っています。

 ここ最近の樋口学級は、終わりの会は「先生からの連絡(この中でほめたり、注意したりする)」の5分くらいで終了する。もっと言えば帰る準備はさよならの挨拶をしてからさせれば、教師もイライラすることはない。朝の会もシンプルである。

朝読書からの連絡、1時間目の準備だけである。

(勤務校では全クラスでスピーチを行っている)

詩の音読や歌の練習は朝の会でしたいものである。

 みなさんの終わりの会はどのようなことをされていますか。