樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

##596 問いづくりの難しさ④

④問いづくりができる・問いを解決することができる「安心感」がない

小さい子は「どうして飛行機って飛んでるの?」「どうして砂糖は甘いの?」とどうして〜と質問し続ける時期があります。このどうして?は大人が設定したものではありません。目の前の事象に対して、子供達から出てきた疑問です。これらは「問い」といえます。

「どうして〜」と質問された時に答えることでしょう。

しかし、連続して質問されたり、他のことをしないといけなくときには、子供たちからの質問に対して、答えなくなってしまうときがあります。

1度ならそんなことにはなりませんが、それらの「どうして〜」に答えなくなってしまうと、子供達は質問しなくなっていきます。

自然と「問い」づくりをしていたのが、できなくなっていくのです。

そうならないように、自分の問いづくりができたり、解決ができたりすることができる安心できる環境が必要になります。そのような環境を設定するには、やはり教師の意識を変えないといけません。