樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#606 樋口夫妻連載(リライト)エピソード2「読書しますか①」

ma読書が苦手という子もいるよね。全然本を読まない子。

 

ayaそうだね。私は、小さい頃、1冊のお気に入りの本をずっと読むタイプの子供だったよ。読書好きには色んなタイプがいるから、読書嫌いにも色んなタイプがあるんだろうね。

 

ma漫画を読むのは読書にならないのかな?

最近、自己啓発本の漫画バージョンがたくさん売られているよ。めっちゃ売れているとも聞くし。

 

aya読み手が想像膨らませたり、しっかり考えられるような作品は読書になると思う。でも、やっぱり学級文庫に漫画を置くことには抵抗があるなぁ。漫画といっても、歴史漫画や勉強に関する漫画とかはいいと思ってます。

ma詩を書く学習のとき、詩に関する漫画を置いたのよ。そしたら、子どもたちにとってはとても参考になったみたい。歴史漫画も歴史の勉強になるよね。教育書も最近は文字数が多いと避けられるみたい。

なんだろうね。文字数というより、読みやすさとか見やすさとかなのかな。

 

aya子供たちにとって勉強になったり参考になったりするものを漫画だからと言って避けるのはよくないと思う。ただ、私は小説が好きで、特にプロローグとかにある情景描写どっさりのところが好き。これから読む話の雰囲気とか作者のイメージがそこで分かるから。活字の本を読まなかったら、映像や絵ばっかりを見て、言葉を知らなくなったり言葉から想像する世界の奥行きを知らないまま過ごしてしまうのかな。

 

maぼくは正直そこがわからないところかな。

興味のある本には感情移入して、何度も読むけど。

世界の中心で愛を叫ぶは10回は読んだけど笑

子どもたちって、どういう基準で本を選ぶのかな?

 

(明日へ続く)