樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#608 樋口夫妻連載(リライト)エピソード3「読書好きの子どもを育てるには?①」

ma 読書好きにするには、本と手軽に触れ合う機会が大切だと思う。

   綾香学級には、たくさんの本があるよね。そして読書好きな子が多いよね。

 

Aya本は読んでって言っても読んでくれないし、ただ教室に置いていても手に取 

  らない。だから私の教室は本が前向きに置いてあるよ。

 

Ma 本が前向きってどういうこと?

 

Aya子どもは絵とかタイトルを見て本を選ぶから、前向きに置くようにしてる。

   絵やタイトルは微妙だけど素敵な本は、読み聞かせをして面白さをみんなで

   共有してから並べると手に取りやすくなるよ。

 

Ma なるほどね。確かに、最近、表紙の絵を改めて現代の子たちに受けるように

  書きなして、再販している本もあるよね。

  そういえば、意外だなと思ったのは高学年の子たちも絵本が好きというこ

  と。絵本って凄いよね

 

aya今6年生担任だけど、今のクラスの子はあまり絵本は読まないかな。紹介し 

   たら読むけど、今のクラスの子は小説が好き。

 

Ma 小説が好きなんだ!確かに、クラスの子達の実態に応じた学級文庫にしてあげる必要はあるよね。毎年一緒とか。どの学年でも一緒というは避けたいね。

 

Aya 宗田理さんの「ぼくらシリーズ」とか「名探偵コナンシリーズ」は大人気。

    今日は子どもにオススメされた『神様の裏の顔』を買ってみたよ。

    ただ、絵本の力はやっぱりすごいと思う。

    少ない言葉なのに伝わることの多さは計り知れない。

 

(明日へ続く)