樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#616 樋口夫妻連載(リライト)エピソード5「絵本や本を授業で活用②」

aya『たんぽぽのちえ』は、題名に着目させたかったから使ったんだけど、

『ちいちゃんのかげおくり』は、絵本にしかない絵があって、考えや気持ちを深めさせたりすることができるし、

絵本ならページが別れているところが、教科書では続けてあるところもあるから、より深くお話しに入ることができるという利点もあるよ。

 

MA モチモチの木も絵本によって、絵が違うよね。

 

Aya ほぇ〜切り絵の絵本しか見たことなかった〜

 

MAなんか最近ネットでみたよ。

絵本から変わるけど、教科書会社のホームページに筆者インタビューみたいなのがあるのよ。それを活用していることがあるかな。

 

ayaあるある。私は指導書のコラムをよく見るよ。読んでくれる子どもたちにメッセージが書かれていることがあるから。

 

ma説明文ではそのコラムをよく使用してるよー。

説明文といえば、小見出しをつけるの難しい・・・。

今、ちょうど動いて考えてまた動くをやっているんだけど

 

aya今日ちょうど動いて、考えて、また動くの教材分析をしていたんだけど、小見出し作りとか要約要旨のまとめは授業としてやりたい児童が入るのかと言う話になったよ。大概の子供たちにとってはきっと苦痛の授業になると思う

 

ma 教科書に書いてるのよー。小見出しを作ろうと

 

aya

かといって、そういう力が必要となる時もあるから、何か目的意識を持って見出しを作ったり文章を要約する手段を取るんだったらいいと思う。

 

Ma もう少し具体的に言うと?

 

Aya

例えば、1段落と7段落18段落だけ読んで筆者が1番言いたいことをまとめる。その上で他の段落に書いてある事を事例として取り上げればどんな事例がどのような順番に書いているかを子供たちに考えさせれば見出しを考えることと同じになるかな

 

maなるほど。でも、それはもうやったかなー。事実のことを書いているところはどれ?とかしたかなー

 

aya 1と7と8ね全部事実じゃないの?

動いているところと考えてるところを分析する方が面白いかも

 

ma そうやね。それは失敗してん。

  授業は失敗の連続ですよ。次の回でももう少し質問していきます!