樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#641 劇の指導について④

7 ビデオをとる

ときどき映像にとり、子供たちにみせ、ふりかえりをさせます

 

8 本番当日にいうこと

「先生は特にアドバイスはありません。

 一人一人台詞の長さは違うし、出演時間の長さも違います。

 しかし一人一人が主役です。だから目立ちなさい。自分を精一杯表現しておいで。

 先生は舞台袖にいるので、今日はあなたたちの舞台をきちんとはみれませんが、

 絶対成功し、みんなから拍手を受けることは間違いないです。」

「ただ先生はみんなのことを思いこの劇の台本を書いてきました。 みんなは練習をとてもがんばりました。120点です。」

 

9 その他

・主役を決めるときは、オーディションがいい。

 (そのときは声の大きさ、視線、間など観点を事前に伝えておく)

・まずはセリフを暗記させる。

・ステージ上で台本はなし 教室はあり

・音楽など細かいところは最後に。まずは声をしっかりださせ、動きを大きくする。

・演者が恥ずかしがると、おもしろい場面がおもしろくなくなり、笑いがとれない。

・学習発表会モードだけにはならない。違うこともしておく。

・セリフや動きのアレンジは認める

 ただし、劇のイメージが壊れるときは認めない。

「本番は練習の成果の8割しか成果がでない。だから、練習の最終日に

120%まで仕上げておく。すると本番で96%の力がでるよ。」

 ということを子供たちに伝える。

1回の練習ですべてをもとめない。スモールステップ!