#663 まちがえを楽しんでいますか?①
みなさんは、授業で子どもからまちがった答えや考え方が出たとき、楽しんでいますか。
楽しんでいるという表現が誤解されたら嫌なのですが、
誤答を面白がったりしていたり、子どもの考えを笑ったりしているわけ
ではありません。
子どもの間違えを焦らずに、うまく活用していますか?
ということです。
昔の私は間違えを活かすことができなかったのです。
むしろ「なんでやねん」と思っている時期すらありました・・・。
当時の子達に謝りたいものです。
私は100%とは言えませんが、80%近くは楽しんでいると断言できます。
私の授業を参観された先生から「子どもも楽しんでいましたが、それ以上に樋口先生が楽しんでいたのが印象的でした」という感想をよくもらいます。
どうして楽しめるのでしょうか。
そのポイントが5つあります。最近、様々な学校で算数授業を参観し、話をする機会が増えました。その中で参観した1年生の授業を例に語っていきます。
(明日へ続く)