樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#665 まちがえを楽しんでいますか②

楽しむための4つのポイント①

 

 この問題は「4+3=7」とまちがえる子が必ずいます。問題をしっかりイメージすることができずに、数値だけで立式してしまう子たちです。

 授業者も事前に「4+3=7」というまちがえが必ず出ると考えていました。事前に考えていることは、とてもすばらしいです。なぜならまちがえを楽しむための1つ目のポイントは、

事前にどのようなまちがえが出るかを予想しておく

ことだからです。こっちがあらかじめ予想しておくと、余裕が生まれ、まちがえに余裕を持って対応することができます。「やっぱりそうまちがえたか」「予想通りだ」と思わずニヤリとしてしまうかもしれません。

 実際の授業でも、「4+3=7」というまちがえの式が出てきました。しかし、この後です。事件がおきました。

(明日へ続く)