樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#748 教えることをやめた授業② -なぜやめたのか-

この春、

子どもの問いからはじまる授業!

子どもの問いからはじまる授業!

 

という本を出版します。

この本では子供たちの生の声がたくさん載っています。

子供たちの生の声が知りたくて、アンケートを取りました。

そのアンケートの中で、「問いからはじまる授業」についてのアンケートをとったとき

 

問いを取り入れた授業だと、

先生が一方的に質問して生徒が 答えるというスタイルじゃなく

生徒が自分で気になったも のを問いとして

自分で自分なりに答えを見つけるというス タイルになり

生徒にとっては先生がペラペラ喋っていくより も心に残る。

先生が授業をすると教科書通りに授業は進んでいくが、

生徒 たちに問を考えさせると新しい気づき、

発展があり教科書と いう枠にはまったものよりももっと自由な発想が膨らむ。

先生が喋っていくと答えのみを喋っていくというふうな授業 になるが

問いを先生ではなく生徒に考えさせることで、

また みんなと交流することで、

個人個人の意見がまとめられ、

自分との相違点が見つけられ、こ

の人プラス思考だな、

僕 と似ている考え方しているななど生徒の間でも繋がりが見え てくる。 

 

というアンケートを書いた子がいました。

5年生とは思えない素晴らしい内容です。

この子は別に悪気はありません。この子の本音です。

いや、子供たちの本音なのでしょう。

続く