樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#859 見方・考え方を育成していくために

 

「見方・考え方」は学習を通して育成していくものです。だから、教師が一方的に教える、知識・技能重視の授業から脱却をしないといけません。主語が「子ども」の授業を目指していかないといけません。そのために、教師は、

・促す

・指示をするとき指示をする、教えるときは教える、考えさせるときは考えさせるといった明確にする

・見方・考え方を働かせることができる雰囲気

といったことを行なっていかないといけません。ティーチングだけではだめなのです。コーチングだけではダメなのです。二項対立ではなく、ティーチングもコーチングも場面によって、子どもによって使い分けるといったハイブリッド型と新たな教育観が求められています。

見方・考え方を働かせないと深い学びを実現することはできません。「見方・考え方」を働かせる授業を構想することは、その教科の思考・判断・表現のプロセスを通って「深い学び」を実現し,資質・能力の育成につながります。