樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#869 タブレットは、作文や新聞などの文を書く表現物を作ることにとても相性が良い

振り返りジャーナルも文を書くことですが、タブレットは、作文や新聞などの文を書く表現物を作ることにとても相性が良いです。

各教科で、作文や提案書などを書いたりする、新聞を作ったりといった表現物をつくる学習があります。

 紙で物語文を書く学習をしたとします。自分で物語を書いて、完成とはなりません。教師がその物語文をみて、完成になります。教師が物語をみたとき、どの子にも赤色で漢字ミス、表現の変更など修正点が必ずでてきます。

 それを子どもが修正するとなると、紙に書いている文字を消すか、新たな紙に書き直すことになります。しかし、タブレットで文を書いた場合には、修正点のところだけを容易に直すことができます。子どもはどちらの活動が喜ぶでしょうか。樋口学級で、はじめてタブレットを活用して文を書かせたとき、「絶対紙で書くよりもタブレットで作文を作るほうが便利!」と言った子もいました。に書いている文字を消すか、新たな紙に書き直すことに時間かけるよりも、違う学びに時間をかけることができます。

タブレット上の作文という表現物に難色を示す方もいることでしょう。その場合も、タブレット上で文を完成させてから、紙に書き直すことが有効です。 新聞を作るときも同様のことがいえます。