樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#508 1年「繰り下がりのひき算」

T 12−9はいくつ?

C 3

黒板に

 12−9

=3

と書く。

 

T16−9はいくつ?

C7

黒板に 

16−9

=7

と書く

 

T15−9はいくつ?

C6

黒板に

15−9

=6

と書く。

 

だいたい3つぐらい出すと子供達は気づくことでしょう。

C 先生!気づいた!

T何が気づいたの?

C足される数同士を足すと答えになるの?

C本当だ!

C12ー9だと12の1+2=3が答えになるでしょ。

C16−9だと16の1+6=7が答えになるでしょ。

T本当だね。□ー9の答えはそうなると思う?

C思う。

Tじゃあ、確かめてみよう。

(時間をとる)

T□ー9のときはそうなるんだね。

 じゃあ、どうしてそうなるんだろう。

 これまでのことをもとに考えてみよう

 

例えば

12−9

=(10+2)−9

=(10−9)+2

=1+2

 

この1+2と「12の1+2=3」というきまりを関連づけていた。