2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
(昨日の続き) 多くの戦略を紹介しています。 紹介しきれていない、みなさんオリジナルの戦略もきっとあることでしょう。 そういった戦略ともどんどん組み合わせてください。 また、 1つの授業に、1つの戦略というわけではありません 全ての戦略を1時間…
(昨日の続き) そして、「力や資源」についてです。 「力や資源」とは、子供たちがこれまでに学んできた知識や技能、思考力や判断力や表現力などです。人間関係も含まれることでしょう。 これらは子供の力や資源ですが、教師の「力や資源」もあります。それ…
(昨日の続き) 1年後の具体的な子供の姿が決定したなら、 いよいよその目標を達成するためにどのようなことを行なっていくかです。そのために「長期的視野」です。 「長期的視野」とは出来事や学習内容によっては、 1年間という視野、学期ごとの視野、1…
授業においても、学級経営においても戦略は必要不可欠ということは、わかってもらえたのではないでしょうか。 では、そもそも戦略とはなんでしょうか。調べてみると、 「特定の目標」を達成するために、「長期的視野」と複合思考で力や資源を総合的に運用す…
(昨日の続きです) 現在、授業改善のポイントとして 「主体的・対話的で深い学び」というキーワードが教育界の流行語のようになっています。 この「主体的・対話的で深い学び」というキーワードにも、 実は鯛が泳いでいるのです。 みなさん、わかりますか。…
「授業づくりで大切にされていることはなんですか?」 講師先で毎回のように質問されることです。私が授業づくりのときにいつも意識していることは、正木 孝昌先生(元國學院栃木短期大学教授)が言われている たい(鯛)をたくさん泳がせなさい というフレ…
では、どうして樋口学級は学級崩壊をしなかったのでしょうか。それは、 「若さ」と「勢い」だけでどうにかなっていたのです。 「若さ」と「勢い」は自分の実力不足を見えにくくしてしまいます。 休み時間には一緒に遊び、「先生」というより、 「若いお兄さ…
最近、校内研究会の講師として呼ばれ、算数授業を見て助言をする機会が増えました。 昨年度は1年間で30回近くもありました。 そのときに、 「子供が我慢しているな〜」 「先生がすごくしゃべっているな〜」 「上から目線の指導だな〜」 「レールにのせた…
(#382の続き) 信頼は教師と子供の間にだけでなく、 子供と子供、教師と保護者、子供と保護者、教師と同僚などの間にも 信頼を築いていかないといけません。 信頼を築いているからこそ、○○像は達成できるのです。 ケンカが多い、先生によく叱られるから、ダ…
戦略的指導法の0章を 最初に、この本の主張を書いておきます。それは、 学級経営がうまくいく・授業がよりよくなる・子供がより育つためには、 「信頼」が必要であり、戦略的指導が必要不可欠だ! ということです。 では、みなさんへの最初の問いかけです。…
これらはある方々のテレビやラジオなどで言われた名言です。 誰の名言かわかるかな? 人はね、限界だと思ってからもうちょっといける— 樋口万太郎@ボウズteacher (@boseteacher) March 15, 2019 いつか出来るから、今日できる— 樋口万太郎@ボウズteacher (@b…
小さな成功体験を積みかねることでできるようになり、わかるようになります。 そして自信がつきます。 小さな、小さな成功体験でも、チリも積もればやがて大きな自信、信頼へとなります。 4年生に「3桁×2桁の筆算」の学習があります。 子供たちは苦手とし…
(昨日の続きです) でも、昔の私はそんな風には思っていませんでした。 とにかく強気でした。強気100%でした。 問題が解けない子に対して、職員室で 「秋元くん、あんな簡単な問題も解けないの。どうなってるねん。」 「親が全然協力してくれないもんな…
SNS内で算数について語るグループを作っています。 3学期の始業式前日に、 始業式のたびに思うのですが、子供たちに会うのに緊張します。 授業をするのに緊張します。活動するのに緊張します。 こうみえて、毎日今の自分の指導や授業によって、学級崩壊…
自由に思い切りやるんだと前のページで書きましたが、 自由とは、あくまで先生の手の上での自由です。 よく自由というと、何をしてもいいんだと思ってしまう人がいますが、 人はある程度の制限があってこそ、より自由にできるものです。 主体的・対話的で深…
先生「じゃあ、今から全体で考えを共有します。」 白石さん「先生、ちょっと待ってよ。まだ西野さんができていないから、もうちょっと 時間をください。」 と白石さんのように提案されたらどうしますか。 「いや、もう全体で考えよう」と言いますか。 白石さ…
4月21日京都で算数教科書活用セミナーを行います。 教科書をバリバリ使います。 最初から教科書を開いています。 3年「わり算」の導入場面を行います。 どのような授業をしようかは考え中ですが、 ベン図を使い、いろいろなわり算があることを 最初に共有し…
新刊が2冊でます! 1冊目は算数アクティビティです 200もあります。 数で勝負です笑 「あそび+学び」で、楽しく深く学べる 算数アクティビティ 200 作者: 樋口万太郎 出版社/メーカー: フォーラムA企画 発売日: 2019/03/23 メディア: 単行本 この商品を…
何年たっても、自分の指導がどうだったのか自分の発言がどうだったのかを振り返る自分の指導や発言でクラスがうまくいかなかったらどうしようと思う日々である#TeacherAide #内田良京教— 樋口万太郎@ボウズteacher (@boseteacher) 2019年2月28日 あたりまえ…
東日本大震災から8年です。 当時、ぼくは五年生の担任をしており、社会の授業をしていました。 この日は、災害についてそれぞれの学年に応じて話をしたいものです。 ぼくが子供達に問いかけるのは、 登下校中に災害にあったときにどうするのか ということで…
初任者指導をしている時、初任の子に、「先生(ぼく)がいると帰りづらいです」と言われたことがある。周りはその発言にびっくりしていたが、僕はあぁ確かにと共感してしまった#TeacherAide #内田良京教— 樋口万太郎@ボウズteacher (@boseteacher) February …
先生「みなさんは、失敗を恐れずに色々なことに挑戦してくださいね。」 与田さん「そういう先生は今何かに挑戦していますか。」 私たち教師は、子供たちに何事にも挑戦してほしいと思っています。だから右のように言うことも多いでしょう。でも、与田さんの…
(昨日の続き) 失敗してはいけないこともあります。 それは例えばいじめなどの案件です。 でも、そういった案件は難しい案件です。 難しい案件のときには、一人で全てを解決しようとせずに、すぐに管理職、学年主任、隣の先生に相談をしましょう。 SNSに…
断言しましょう。 トラブルがない学級は、日本全国探してもありません。 誰もが知っている有名な実践家の先生の学級であっても、トラブルは必ずあります。 (断言して大丈夫かな・・・) もう1つ断言しましょう。 全てのことが上手くいっている先生は、1人…
昨日の続きです 学級全員と友だちになれるとは思っていません。 合う人、合わない人がいます。 性格の一致、不一致もあります。 大人でもそうです。 どうしても仲良くなれない人はいます。 だから、学級全員と友だちにならなくてもいいと思っています。 だか…
新学期初日、 白石さん「先生、私たちもう友だちになったの。」 衛藤先生「今日からみなさんは四年二組の友だちです。1年間共に学び合いましょうね。」 私は白石さんと衛藤先生の言葉に違和感全開です。 みなさんはそんなことないですか。 みなさんには友だ…
みなさんには憧れの先生はいらっしゃいますか? 僕は1年目の冬、 筑波大学附属小学校の田中博史先生の授業を初めてみました。 衝撃的でした。 面白い 子どもがアクティブ どんどん引き込まれていきました。 そして、思わず笑顔になっている自分がいました。…
ICT活用について、2つの研究会を通して改めて考えたことです。 ・4月にタブレットで文字を打つスピードと2月にタブレットで文字を打つスピードは違うはず。スピードを上げるにはとにかく経験を積むしかない。 ・作文などは下書きをノートに書くより、タブレ…
私が大切にしている考え方があります。それは、 『授業を進めていく上で必要とすることは、子供たちの中にあるのです』 という考えです。 それを引き出すために、そういったつぶやきを活用するのです。 そして、この考えを聞いてもらった子は、 きっと「先生…
先日、5年「割合」の導入場面を参観していました。 難しい単元です。 先生が「シュートが上手い班のランキングを考えよう」という問題を提示しました。(まだ、この時はそれぞれのシュートの本数などは提示していません)すると、 星野くん「D班→A班→C班じ…