樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

#617 樋口夫妻連載(リライト)最終回「物語文・説明文の第1時で何をする?①」

MA 今回で連載が最後になりますが、今回は物語文、説明文の1時間目や2時間目でどんな学習をすればいいのかということを話し合いましょう!当たり前のように範読をしたり、意味を調べたりしていたりしている現状があります。 AYA おおー指導書はだいたい学習…

#616 樋口夫妻連載(リライト)エピソード5「絵本や本を授業で活用②」

aya『たんぽぽのちえ』は、題名に着目させたかったから使ったんだけど、 『ちいちゃんのかげおくり』は、絵本にしかない絵があって、考えや気持ちを深めさせたりすることができるし、 絵本ならページが別れているところが、教科書では続けてあるところもある…

#614 樋口夫妻連載(リライト)エピソード4「読み聞かせ②」

Maやっぱりそうだよね。わざと範読を上手に読まない人がいるよね。教師の印象をつけたくないからと。それについてはどう思う? Ayaよく道徳とかで聞くけど、私はあんまり意識してないなぁ。感情移入しすぎて泣くとかはどうかと思うけど。あ、これ万太郎さん…

#615 樋口夫妻連載(リライト)エピソード5「絵本や本を授業で活用①」

MA これまで絵本や本について話題にしてきたけど、国語科の授業において絵本や本の存在って、大きいよね。 Aya わたしは読書好きにするために、すぐ手に取れるところに本を置くことと、先生が本好きであることを伝えてる。そしたら本の話たくさんしてくれる…

#613 樋口夫妻連載(リライト)エピソード4「読み聞かせ①」

Ma 悩みというのはね。ぼくは読み聞かせが下手くそということ。読み聞かせにしても物語文の範読にしても苦手。なんだか恥ずかしい笑 でも子供たちには伝わっているような気がする。不思議だよね aya いつも聞いてると下手くそな読み聞かせになれちゃうんじゃ…

#612 10月8日9日鹿児島行きます!

11月8日鹿児島に行きます。 6年生の子達と授業ができるのが楽しみです。 www.kokuchpro.com

#611 過去の指導案

算数の指導案が100本を越えた。過去の指導案をリメイクして、使用しようと思うのだけど、ある期間の指導案がほとんど使えない。教育観が変わったのはあるのだろうが、それ以外にも理由はある。その当時の子供たちに申し訳ない気持ちになった。— 樋口万太郎@…

#610 ただただおもしろいシリーズ新刊

ただただおもしろいシリーズ新刊2冊が販売になりました。 本当に面白いです! 僕は書いていませんが、オススメです! 心身リラックスでコミュ力アップ! ただただおもしろい外国語活動48手 (教師力ステップアップ) 作者: 日野英之 出版社/メーカー: 明治図書…

#609 樋口夫妻連載(リライト)エピソード3「読書好きの子どもを育てるには?②」

aya え、初めて聞いた ma え!?本当?学級通信とかでも親に紹介したよ。今年も学級通信でオススメの絵本紹介にしたときに、上のエピソードと共に紹介したよ。「うん。うん。わかる!」と共感してくれた保護者の方もいたよ。 Aya そうなんや。私は「きみがお…

#608 樋口夫妻連載(リライト)エピソード3「読書好きの子どもを育てるには?①」

ma 読書好きにするには、本と手軽に触れ合う機会が大切だと思う。 綾香学級には、たくさんの本があるよね。そして読書好きな子が多いよね。 Aya本は読んでって言っても読んでくれないし、ただ教室に置いていても手に取 らない。だから私の教室は本が前向きに…

#607 樋口夫妻連載(リライト)エピソード2「読書しますか②」

ayaまず目が行くのはタイトル。 そして表紙の絵じゃない? ma小さい子がまず読むのはゾロリシリーズよね。 教室に20冊置いているけど、いつも人気 ayaお話の展開が分かりやすいもんね。 ゾロリがちょっと悪いところがいいよね。 イタズラ心がそそられるのか…

#606 樋口夫妻連載(リライト)エピソード2「読書しますか①」

ma読書が苦手という子もいるよね。全然本を読まない子。 ayaそうだね。私は、小さい頃、1冊のお気に入りの本をずっと読むタイプの子供だったよ。読書好きには色んなタイプがいるから、読書嫌いにも色んなタイプがあるんだろうね。 ma漫画を読むのは読書にな…

#605 エピソード1「音読って大切かな①」

(昨日の続き) aya逆に物語の音読は、子供たちが勝手に朗読し始めるよね。 ma朗読は否定するつもりはないけど、自分が小さい時「気持ちを込めて読みなさい」と何度も言われたのは、嫌だったなぁ。自分では気持ちを込めてるつもりだけど、相手には伝わらない…

#604 樋口夫妻の書籍&エピソード1「音読って大切かな①」

樋口夫妻の書籍が販売決定しました。 まだいつ発売かは未定です。 1ページも書いていませんが・・・。 樋口夫妻でこれまで教育技術で連載をもっていたりしました。 これまでの原稿を少しリメイクして、少しの間載せていきます。 エピソード1「音読って大切…

#603 高校のときに夢を否定された

ぼくは小5の時から将来小学校の先生になろうと決めました。 でも、高校の時に担任の先生から言われました。 「お前が学校の先生なんかなれるわけない」 進学校で、 ぼくは成績が全然・・・でした。 こう言われた時、 悲しいというか・・・、 怒りというか・…

#602 来年3月「問い」の書籍販売!

boseteacher.hatenablog.com 企画を出していたのですが、見事に通りました! ということで現在執筆中です。 1ページ目 「問い」とは何か? これまでに「問い」という言葉を聞いたことがあることでしょう。「問い」と検索すると、様々なページがヒットします…

#601 5年国語大造じいさんとガン③

Xチャートを使って、物語の設定を確認。 20分個人解決 25分全体共有

#600  5年国語大造じいさんとガン②

初発の感想を6つの視点で書く。 その視点をもとに問いづくり boseteacher.hatenablog.com boseteacher.hatenablog.com

#599  5年国語大造じいさんとガン①

範読後、 大造じいさん○ガン と提示し、○にどのような言葉がはいるのかを考え、その意味についても交流。 そうする事で、 「と」が入るときの意味について共有することができる。

#598 朝日小学生新聞に載りました(実際の新聞あり)

2019年10月7日付の新聞にのりました。 この見出しが嬉しいです。

#597 問いの悩み

これまで算数の授業では、子供たちに単元計画をみせることをしませんでした。他教科ではしているのに、、、。しかし、1時間目の授業後にみせることにしました。 そして、教師が仕掛ける問いではなく、子供が思った問いと関連づけることにする構想を考えまし…

##596 問いづくりの難しさ④

④問いづくりができる・問いを解決することができる「安心感」がない 小さい子は「どうして飛行機って飛んでるの?」「どうして砂糖は甘いの?」とどうして〜と質問し続ける時期があります。このどうして?は大人が設定したものではありません。目の前の事象…

#595 問いづくりの難しさ③

③問いづくりができる・問いを解決する環境がない。 一律・一斉・一方向型の授業スタイルでは、②で書いた子供達の有効感は感じにくいものです。 問いづくりや問いを見つけるといった経験がない子も多いことでしょう。 それでは、いつまでも「問い」づくりがで…

#594 問いづくりの難しさ②

②問いへの「有効感」を感じていない 問いづくりをして、解決したとしてもそこに有効感を感じていないといけません。 樋口学級で、問いを取り入れた授業をしたときに、以下のような感想を書いていました。 最近の授業は、問いを作って、その「不思議だな」や…

#593 問いづくりの難しさ①

しかし現実は、「問い」づくりに難しさを感じている教師、子供が多いのが現状です。なぜ難しさを感じているのでしょうか。いくつかの原因が考えられます。 ①問いを作るための「視点」がない 子供達には作るための視点がありません。だから、「どのような問い…

#592 「問い」というキーワードに

新学習指導要領では学習の基盤となる資質・能力の1つとして、 問題発見・解決能力が大切だということが明示されました。 それ以来、「問い」というキーワードが注目を浴びています。 今、日本各地の附属の研究テーマに「問い」と使われているところが多くあ…

#591 よかったらみてください

本日、朝日子供新聞に載っています。 仕事紹介「小学校の先生」として載っています。 ステキな学級の子どもたちの笑顔も載っています。 担任として、とても嬉しいことです。 果たして、私でよかったのでしょうか。

#590 「問い」まとめ

boseteacher.hatenablog.com boseteacher.hatenablog.com boseteacher.hatenablog.com boseteacher.hatenablog.com boseteacher.hatenablog.com boseteacher.hatenablog.com

#589 師匠のお言葉

昨日の国語の時間に、子供達に「自分と全く同じ性格、考え方などの人はいない。」という話をしました。そのあとに、「もし全く同じ人がいたら、喧嘩とかも起きないんじゃないの?」と言いに来てくれた子がいました。確かに、言葉を交わさなくても、自分の気…

#588 新たな取り組みしるし本

先週、新たな取り組みを始めました。その名も「5年2組しるし本」です。私は本を読むときに、書き込みながら本を読み進めていきます。(ちなみに最近読んだ本は、「「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ」です。)…