#581 子どもの声で授業をデザインするために「楽しむ」①
「わかる」「できる」「楽しい」
という3つのキーワードを最近よく耳にする。では、質問である。
この3つ中で1番どれを大事にしていますか。
(3つとも大事なのは大前提ですが、あえて1つ選んでみてほしい。)
講師やワークショップなどで話をさせてもらうとき、この質問をよくする。
そのときの会場によって、結果は違う。選びましたか?
選んだ1つが、その人の授業観である。どれを選んだから正解というのはなく、どれも正解である。私は3つの中で迷うことなく「楽しい」である。
「先生が1番楽しそうですよね。」
私の授業を参観された先生方に、よく言われる言葉である。私はこう言われるのは、とてもうれしいことである。
私のモットーは
教師が楽しまないと、子どもも楽しめない
である。子どもにとっての楽しいとは、
・計算ができるようになって「楽しい」
・考え方がわかって「楽しい」
・友達と協力した「楽しさ」
などをあげることができる。
では、教師が楽しむというのはどういうときか。
(明日へ続く)