樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#198 ボウズteacherの仕事術⑥

「18時すぎにお先失礼しまーす」

と帰ろうとすると、先輩教員から「先輩より先に帰るのか」と愚痴を言われた

といったSNSのツイートを最近見ました。

 

状況が少しわからないので、なんとも言えないところはありますが、

例えば自分の仕事を先輩がしてくれているときに先に帰るとなると・・・

また学年全体で動いているときに先に帰るとなると・・・。

それ以外の時に言うのは・・・。また特別な事情の時にいうのは・・・。

 

ただ以前にも書きましたが、もっと定時の時刻を意識したように思います。

もちろんそこまでに終わらないということは事実ですが、

私は

退勤の時刻までは学年の仕事をする

ということを推奨します。

そうするとそれ以降は自分の時間になるため、早く帰ろうが自分の都合です。

 

正直言うと、私は20代の頃はこういう愚痴を言う先輩でした。

でも結婚をして、チワワを2匹飼ったりすると、

今まで見えてこなかったものがみえてきました。

だから、そういったことをいつのまにか言わなくなりました。

もしかしたらそのような愚痴を言った先輩には、まだみえていないのかもしれませんね。

 

自分が先輩になったとき、このようなことを言わないでおこうと思い、実際に言わないようにするということも大切です。

 

SNSはこういった愚痴がよく上がっています。

ある意味、SNSで愚痴を聞いてもらっているということになるのかもしれませんが、

オープンな世界です。

本名でしてなくても、あることをきっかけに知り合いにバレるかもしれません。

SNSの使い方には気をつけたいものです。

Instagramでテストと検索すると、子供の顔と名前が載ったテストが出てくる場合があります。

これも要注意なことですよね。

最近聞いたのは、そうやって検索して出てきたテストの問題を見て、自分が次に受ける同じ単元のテストを予想しているという話を聞きました。

ある意味、賢いですが・・・。

#197 ボウズteacherの仕事術⑤

そして、

できなそうにないことにも「はい」と言います。

あまり自分に自信のない私にとっては、そうやって声をかけてもらえるだけで

とても嬉しいです。

自分がいない会議や飲み会などで自分の話題が上がることもとても嬉しく感じます。

「いいえ」というと、そこで関係が切れてしまうのではないかと思ってしまうのです。

まぁ、実際は「はい」といってしまったことで、困ったことも何回かありましたが、

なんとか乗り越えてきました。

なんとかなるのかもしれません(笑)

もしかしたら「いいえ」という言葉を知らないのかもしれません。

 

ただ、本当にできないことやただ仕押し付けられるような仕事は、

断ることがありました。

例えばあるとき、1番年下の人が授業で使うプリントを印刷するような雰囲気がありました。

これは違いますよね。

手の空いている人やお互いにwin-winになるような関係のもとすればいいことだと思うのです。

その時は全然学年のプリント印刷をしませんでした。

今思えば、尖っていたな・・・。すみません、その当時の先生方・・・。

年上、年下は関係ないと思うのです。

コーヒーやお茶入れもそうだと思います。

1校目はいつも1番ベテランの先生がコーヒーを入れてくれていました。

いつも「ありがとうございます」と言い、飲んでいました。

そこでの会話は昨日のテレビの話や雑談だったり、ホッと一息抜けるような場になっていました。

今度はそういった場を私が作っていかないといけない年代になってきたんだろうな。

#196 ボウズteacherの仕事術④

 

 

boseteacher.hatenablog.com

 

 

boseteacher.hatenablog.com

 

 

boseteacher.hatenablog.com

 

私はレスポンスが早いです。

LINEもメールも早いです。

そのために常日頃スマホを持っています。

スマホは授業中とトイレ以外は常に持っているかもしれません。

メールの返信を後にしようと思うと、ただただ仕事が溜まっていくだけです。

もしかしたら忘れてしまい、後々大変なことになるかもしれません。

できることはその場でする。鉄則です!

 

 

#195 いざ!広島へ

今日は広島に勤めている知り合いの先生の授業を見に行ってきます。

今月末には新潟にも行ってきます。

今年は現場ではなく、

教職大学院で学んでいますので、

いつもより時間があります。

だから、その時にしかできないことをしようと

前々から計画していました。

楽しみだな〜。

人とリアルに会い、算数について語る

僕にとっては1番楽しいことです。

#194 大人になっても思考力・判断力・表現力

今、ある大きな買い物をするのか、しないのかで

悩んでおります。

悩めるタイムリミットも決まっており、

決断しないといけません。

もちろん、一人で決断することはできないので、

相手に自分の思いを表現しないといけないわけです。

場面場面によって、どう判断するのか、どう考えるのか、どう表現するのか

まさに

大人になっても思考力・判断力・表現力

が大切なんですよね。

はぁ、もう少し悩もう・・・。

 

#193 ただただ面白い○○

 先日私が所属している研究会から、2冊の本が発売されました。

boseteacher.hatenablog.com

 

その筆者である垣内先生のインタビューがありましたので、紹介しておきます。

www.meijitosho.co.jp

 

よろしけば1冊いかがですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

#192 書評「学校のリスクマネジメントハンドブック」

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裁判例で学ぶ 学校のリスクマネジメント ハンドブック

裁判例で学ぶ 学校のリスクマネジメント ハンドブック

 

 

学校にはリスクがあふれています。

リスク0の世界なんかありません。

どんなことにもリスクはつきものです。

 

しかし、私は20代の頃、そのことについて何も考えていませんでした

今思えば、若さという勢いで、周りのフォローでそういったリスクを乗り越えてきたように思います。

いや、乗り越えれなかったこともあるのかもしれません。

そんな私がリスクマネジメントについて意識するようになったのは、

大阪教育大学附属池田小学校で勤務したことがきっかけです。

年何回も行われる不審者対応訓練や「安全」という日本唯一の教科によって、

いかに自分のリスクマネジメントの甘さに気づかされていったのです。

 

それと同時に、

 

周りの人のリスクマネジメントの甘さ

 

 

そして

自分からリスクを作ってしまうような指導や対応

 

 

が目につくようになったのです。

 

自分がこれまで行なってきた指導はどうだったのかを改めて考えることができるのが本書です。

本書は

「危機管理マニュアルの点検」

「保護者への連絡」

「学校の施設・設備の管理」

「部活動指導」

「トラブルの多い子どもへの対応」

「いじめ重大事態の認定」

などが書かれています。

自分が気になるページからお読み下さい。

きっとそのページは今自分が興味があるページ、そして悩んでいることです。

ページに掲載している裁判例を参考にしながら、

リスクを見つけ、分析し、リスクを未然に防いでいきましょう。