#495 樋口学級を参観された方の感想
・子どもたちの脳内を刺激する言葉がけをたくさん行っていた。
以下具体的言葉たち
「前の時間に見たことあるね。」
「〇〇くんいいね。」
「早く書けた人は◎でもノートに書いておいてください。」
「式は、2÷3.6ですね?(本当は3.6÷2)」
「4マス関係表書ける?」
「〇〇くんナイスチャレンジ」
「先週を思い返してみましょう。」
「一回立って、分かった人は座りましょう。」
「初期の割り算」
「120点の反応は?」
「嘘ついたら、はい!って言えなくなるよね?」
「イカが喧嘩してしまう。」
・授業がテンポよく進んでいく
・児童がそれぞれメモを書くことができる余地を残しながらも、必要なメモは板書されていく
・ヒントの出すタイミングが絶妙
樋口先生の授業について。
私が担任している学年と同じ学年ということもあり、自分のクラスと比較して見学させていただいた。
2分に1回は脳内に刺激がある意図的な言葉が出てきたのではないか?という印象の授業であった。
既習事項について丁寧に振り返る(学習事項に番号が振っているため、すぐに振り返ることができる。)ことをしていたため、スムーズに復習を行いながらも、本時の学習を取り組むことができていた。
また、子どもたちがつまずきやすい箇所については必ず板書の中で押さえ、誰もが理解しやすい板書になっていた。
今回の授業に関して、樋口先生のイメージは「指揮者」といった感じ。
全体の統制をしつつも、子どもたちそれぞれの意見を最大限引き出し、演奏を進めていく。見ていて引き込まれる授業であった。【指揮者】