樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#511 カリキュラムマネジメント

今年度は、算数と違う教科をコラボされる方の授業を拝見することが多かったです。

コラボされることは大賛成。

カリキュラム・マネージメントにつながります。

ただ、各教科の見方・考え方の捉え方が甘いです。

例えば「社会」×「算数」

社会で扱う水産業のグラフ

それを読み取るという学習で

社会と算数それぞれの目標を達成したという。

果たして本当にそうなのだろうか。

社会はグラフを読み取るだけでいいの?

え?社会の目標と算数の目標は一緒なの?

それなら読み解いたことを書いたら国語になるの?

と思ったりします。

社会のグラフを使ったからといって、

そこに本当のコラボではないように思います。

これから統計やデータの実践でこういうのが増えそうな予感がします。

題材は共通でもいい。

その題材における各教科の見方・考え方がないと、

本当のコラボとは言えないように思います。