樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#883 教材研究は必要?

教材研究はするにこしたことはない。

4年国語の「ごんぎつね」をただ悲しい話と受け取るのか、すれ違いから起きた悲劇と受け取るのかでは大きな違いが授業に現れてきます。

最近、SNSで教材研究なんてしなくてもいい、必要がないという投稿をみることがあるが、とても残念な気持ちになります。」

それを鵜呑みにして、本当にしなくなった人もいるらしい・・・。

そもそも教師のマインドをアップデートすることだけを大切にするという投稿も見たことがあります。

もちろんアップデートしていくことは大切です。私もここ最近はそう主張しています。

しかし、それだけではありません。どちらも必要です。

フレームにばかり目がいっているような人もいます。

確かに、フレームがあれば授業を考える上では楽です。

(○○スタンダードもある意味フレームです。しかし、、、。)

しかし、経験上、そのフレームをしっかり機能させるには「教材研究」は不可欠です。

教職経験の長い人と短い人では、違います。

教職経験の長い人、これまでに教材研究をバリバリしてた人は教材研究をしなくてもいいかもしれません。(それでも教材研究はしないといけないが、量は変わることだろう。)

その一方で、教職経験の短い人が教材研究をしないままま、授業を行うのでは、言葉の意味合いが違います。

ただ、ここで最近よくある反論が、「時間」がないということです。

じゃあ、「時間」があれば、教材研究を行なうということになります。

(とはいっても、今の仕事量が半分になっても、仕事が多いということなると考えていますが、これは別の話)

だから、働き方改革が成功した姿は、教材研究の時間がしっかり確保されることです。

ここで、いいたいことは「教材研究」は大切ということです。授業をする上で不可欠ということです。