樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#225 板書の基本②〜問題やめあてを書く場面に気をつけたいこと〜

問題やめあてを書く場面では次のようなことに気をつけます。

 

① 黒板に書く1行の文字数を子どもが持っているノートに対応させる。

そうすることで、どの子もノートが書きやすくなります。

 

② 先生より早く・丁寧に書けるようになることを目標とする。

そのためには、問題を先に言いながら、問題をゆっくり書いていくことがポイントです。

そうすることで耳で聞いたことを先に書くことができます。

さらに、書けた子早く「出来ました」と言わせるようにします。

このとき、先生は机間巡視を行い、小さく◯を付けていきます。

全員に素早く、◯をつけていきます。

全員に◯をつけるのが、ポイントです。

じっくり字を見る必要はありません。

全員に◯をつけることで、達成感を味わせます。そうすることで、どんどん書くのが早くなります。

早くかけた子早く問題文を声に出させて読ませておきます。

そうすることで、早く書き終えたこと、まだ書いている子の差をなくすことができます。

問題やまとめを書くことも書くためのトレーニングになります。

 

③ □で囲む。

板書を見たときに本時の問題やめあてがすぐにわかるようにしたいからです。

最初は時間がかかることでしょう。

でも継続的に続けていることで、いつか早くなります。

長い目で見てあげましょう。

 

④ 何度も問題文やめあてを教師の方で言う

音声と板書のダブルで提示をしていくことで、子供達がノートにかくスピードを上げていきます。