樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#391 戦略的指導法0章4「そもそも戦略って、なに?④」

(昨日の続き)

多くの戦略を紹介しています。

紹介しきれていない、みなさんオリジナルの戦略もきっとあることでしょう。

そういった戦略ともどんどん組み合わせてください。

 また、

 1つの授業に、1つの戦略というわけではありません

 全ての戦略を1時間の授業の中で全てを取り込むというものでもありません

 目の前の子たちの実態や学習内容に応じて、複数の戦略を選択してください

 どの戦略を選ぶかは、自分次第です。なぜなら、目の前の子供たちのことを1番よくしているのは、担任の先生なのですから。

 

 ここまで読まれて、

目標や目的を達成するために、「戦略」を使って、指導をする」という大切さは理解していただけたと思います。

では、1で書いた「信頼」とどうつながるの?と思われた方もいるかもしれませんが、私は次のように考えています。

 

目標や目的を達成しようとしている=信頼関係を築こうとしている

 

 そのため、目標や目的を達成するために使用している「戦略」が実は、

信頼関係を築くことにつながっているのです。

 信頼関係を築いてから、目指している学級像や授業像を目指すのではありません

基礎・基本の力と思考力。

表現力、判断力は両輪で育てていく力だといわれますが、それと同じです。

同時にお互いに影響を与えながら成長させていくものです。

そして、

信頼関係は長期的に築かれていくものです。

1日で築き上げれることができるものではありません。