樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#467 授業改善〜4Dを目指せ⑧〜

D授業とはどういうものでしょうか。

D、2次元、縦と横・・・。

 

そう! 自分の席から縦と横といえば、隣の子、前の子。そういった子たちと活動をすることです。つまり、

2人組、3人組、4人組といったグループで

活動するということです。

そう考えると、2D授業は多くの先生が現在行うことができています。

実習生が行う授業でも、「ペアで話し合いをしましょう。」と言います。

 

数年前に「言語活動の充実」というキーワードが出てきて以来、こういったグループ活動が増えたように思います。さらにアクティブ・ラーニングというキーワードが出て、さらにこういった活動が増えたように思います。

 

ただ、考えてほしいことがあります。それは、

 

「なんのために」グループ活動を行うのか

 

ということです。こういったグループ活動はただ取り入れたらいいわけではありません。

何か目標を達成するために、行われるべきです。あくまで手段ということです。

 

しかし、自力解決の後に必ずグループ活動を取り入れないといけないといった形骸化が起きている教室もあるように思います。

 

しかしはアクティブ・ラーニングというキーワードが出てきて以来、ジグソー法、ワールドカフェといった手法を授業に取り入れる場合にも同じことがいえます。

 

ただ子どもたちが手段として使えるようになるには、教師の方から意図的にそう行った場を用意する必要はあります。そういったときは、どちらかといえばグループ活動をすることが目的になっていることでしょう。矛盾する話ですが、、、。私も最近、国語の授業で物語を読み、心に残ったことを二人組で交流させました。

 

グループ活動で何を共有させるのか、

そういったことも大切になってきます。

 

「なんのために」

この連載の核となるキーワードです。

 

詳しくは次回