樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#498 どの子も手を挙げることができるようになるワザ!②〜そもそも論②〜

矛盾する話を今からします。

私は自分の考えを全体の場で手を発表することが全てではないと考えています。

大人でもそうですが、

全体の場で発表することが苦手な方がいます。

だからと言って、そういう人が自分の考えを表現することが苦手ということになりません。

レポートなどにまとめたりと、

自分の考えを表現することは他の機会にもあります。 

手を挙げているからといって、

内容を完璧に理解しているとは限らないし、

手を挙げている人が絶対的な存在でもありません。

別に手をあげなくても、

様々な方法で自分の考えを表現できるのなら、

それでいいのではないかと思うこともあります。

今年度の、樋口学級をみていると4月はそのような思いでいっぱいでした。

表現ができない子たちではありません。

2、3人のグループだとしっかりと自分の考えを相手に伝え、考えを練り上げることができるのです。

これまでで1番そういった力がついている子たちでした。

しかし、授業では手を挙げてほしい

そして、社会に出たとき、人前で話をしないといけない機会はたくさんあります。

会議などで自分の考えを伝えるには手をあげないといけません。

いくら、zoomやSkypeなどのオフラインで会議が増えてこようが、

それは関係ないことではないでしょうか。

 

今回のタイトルが「どの子も手を挙げることができるようになるワザ!」としておきながら、

具体的なワザについては書いていません。

次回からは具体的なワザについて書いていきます。

ただ、

どの子も手を挙げることができるようになるワザは

授業全体でたくさん使われているワザの一部です。