樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#500 1.5の行動

先週金曜日、道徳で「集団の役割で大切なこと」について考えました。それぞれが「集団の役割」について一生懸命に考えました。それを実行できるかどうかが最大のポイントですね。

私の方からは1.5の行動という話をしました。なぜ、1.5かと言えば、「1」の行動、「2」の行動から来ています。

「1」の行動とは、自分が思ったことや感じたことをすぐに言葉に出したり、行動に表したりすることです。

「1」の行動ばかりでは、周りからの反発があります。子供達の言葉を借りると、「自己中」になります。自分の行動が全て正しいというわけではないはずです。

「2」の行動とは、相手のことを考えて、発言をしたり、行動したりすることです。

もちろん相手のことを考えて行動することは大切です。一見、何も問題がないのではないかと思いがちですが、「2」の行動ばかりでは、相手のことを意識しすぎてしまい、心がしんどくなってしまいます。

 だから、ちょうど中間の「1.5」の行動がいいのではないかと考えています。「1」の行動も「2」の行動も必要なことです。どちらかだけでなく、バランスよく行うことが集団の役割として、大切ではないかと考えています。