樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#594 問いづくりの難しさ②

②問いへの「有効感」を感じていない

 問いづくりをして、解決したとしてもそこに有効感を感じていないといけません。

樋口学級で、問いを取り入れた授業をしたときに、以下のような感想を書いていました。

 最近の授業は、問いを作って、その「不思議だな」や「どうなっているのか」などの問いについて、調べてみるという授業が増えていると思います。でも、問いを調べてみると調べる習慣がついたり、知っていなかったことがわかったりするのでとてもいいと思いました。

教師の方から一方的に教える知識よりも自分で調べたりした方の知識の方が理解しやすい。記憶しやすいものです。

学校は知識をつなげる(関連づける)場所・深める場所

だと今年の子供たちにはよく言っています。

この子が有効感に感じたのは、自分で立てた問いを解決する時間をしっかり設けたり、単元の中でしっかりと問いが位置づいているからです。