樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#615 樋口夫妻連載(リライト)エピソード5「絵本や本を授業で活用①」

MA これまで絵本や本について話題にしてきたけど、国語科の授業において絵本や本の存在って、大きいよね。

 

Aya わたしは読書好きにするために、すぐ手に取れるところに本を置くことと、先生が本好きであることを伝えてる。そしたら本の話たくさんしてくれるようになって、本が子どもと先生、子どもと子どものコミュニケーションを媒介するものになるんよ。

 

MA 本が媒介するもの。いいね!

そういえば、本や絵本を国語の授業にどうやって導入している?

四年生の白いぼうしを学習したときには、関連している本を子どもたちに紹介したりはしているけど。

 

ayaいろいろな使い方をしているよ。

目的に応じて使い方は変わると思うけど、私は今日2年生の説明文の学習で導入にタンポポと言う絵本を使って話をしたよ。

絵本にはあって教科書にはない挿絵を使いたいときには読み取りの中で使うこともあるし、読解が終わったと同じ作者の作品を読み広げさせたい時とかつけた力を活用する場面で使うこともあるよ。

 

MA ちなみにその2年生の説明文ってなに??

 

ayaたんぽぽのちえ(光村図書)だよ。

導入につかったのはたんぽぽっていう絵本。東京書籍にも載ってるよ。

 

maどうして教科書にはない挿絵を使いたいと思ったの?

 

(明日へ続く)