樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#878 自然の問いも人工的な問いも必要

  • 自然の問いも人工的な問いも必要

本書で提案している3つのステップのうち、「見方・考え方セット」と「活用問題」では、「ズレを生じさせる」授業を行なっています。「ズレを生じさせ、問いを持たせる」授業は必要です。

人工的な問いと言っておきながら、違和感があると言っておきながらなぜ取り組むのか疑問に思われるでしょう。理由は簡単です。子ども達に考えさせたい問いがあるからです。

自然な問いだけではまかなえません。子ども達に考えさせたい問いは教師の願いがこもっています。目の前の子どもに応じた教師お願いです。だから、必要なときに取り組みます。

人工的な問いと天然の問いに優劣はありません。ただし、単元の全ての時間で人工的な問いもしくは天然の問いではダメだと考えています。バランスが大切です。