樋口万太郎

樋口万太郎です。教育について自分が思っていることを語っていきます。

#520 どの子も手を挙げることができるようになるワザ!④〜自信度挙手〜

さて、今回は「自信度挙手」についてです。

「自信度挙手」とは、 

自分の考えの自信度を指の本数で表しながら、手を挙げるというものです。

通常の挙手は、パーで挙げますが、指の本数で上げるのです。

 

0本(グーの状態)・・・自信が全くない

1本・・・ほぼ自信なし

2本(チョキの状態)・・・あまり自信なし

3本・・・普通

4本・・・まぁまぁ自信がある

5本(パーの状態)・・・絶対的な自信がある

 

ここで大切なのが、指の本数が3本以下の子供達は基本的には指名されないということルールです。

そうすることで、どの子も挙手することができるようになります。

基本的にとしているのは、「0でも指名される」場合があるということです。

指名される場合は、机間巡視をしているときに「しっかりと考えることができている」ことを発見したときです。

ただ、最初の頃は指名したとしても、「挑戦してみない?」と聞いたりもします。

そこまで最初は慎重に取り組んだります。

グーをあげるということは、「考え方に自信がない」「挙手するはずかしさ」という要因が考えられます。

そういった要因を揉みほぐしていく必要があります。

今年度の樋口学級を支えてくれている手立ての1つです。