#552 どの子も手を挙げることができるようになるワザ!⑧〜子供の考えを否定しない〜
「子供の考えを否定しない」
言葉の通りに、子供の考えを否定しないという事です。
授業中、間違えるということはよくあります。
間違えてはいるものの自分なりの論理で出した考え方や答えです。
こういった場面で、間違えた子に対して教師がどのように考えるのか、
つまり、教師が(子供への)見方・考え方をどのように働かせているのかということが大切になってきます。
単に「間違えている」と否定的な考え方では、授業者として思考停止です。
ましてや、
「どうして間違えるの?」
「このあとの授業の展開が・・・」
「違う子をあてたらよかった・・・」と考えてしまうのは、最悪な考え方です。
結局このような見方・考え方しかできないのであれば、「正しい・間違え」という見方でしかできていないからです。
教師がこういった見方・考え方をしていては、
今よく言われている「深い学び」の授業の実現など不可能です。
詳しいことはまたどこで書きたいと思います。